この記事ではこんな疑問にこたえます。
幼児教育でこどもちゃれんじと肩を並べるポピーとZ会幼児コース。
どちらも評判の良い人気の教材ですが、結局どっちがいいの?
って迷ってしまいますよね?
でも、しっかり比較したいと考えているのはとても素晴らしい事。
何も考えずに入会して子供に合わなければ無駄な教育を子供にさせる事になり、時間もお金も無駄になってしまいます。
そうならないためにも、この記事では実際に私の娘が両方の教材を併用してわかった7つの比較ポイントでポピーとZ会幼児コースを比べてみました。
簡単にポイントを比較するとこんな感じです。
幼児ポピー | Z会幼児コース | |
コスト (年払い) |
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教材の ボリューム |
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|
到達レベル | 基礎~標準 | 高い |
取り組みやすさ | ||
思考力 | ||
メリット デメリット |
メリット 勉強の動機づけができる 勉強習慣がつく |
メリット 思考力が鍛えられる 体験学習が豊富 |
デメリット 教材のレベルは低め 付録がボロボロになりやすい |
デメリット 教材が淡泊で子供がハマりにく 親の手間がかかる |
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サービス オプション |
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サクッと選びたい人のためのまとめ
2歳児以下の子
はじめてお勉強する子
コスパで選びたい
机に向かう習慣をつけたい
ポピーは取り組みやすく基礎がしっかり学べる教材です。
親がしっかりフォローできる人
『思考力』を重視したい人
勉強への動機づけがある程度できている子
年少以降の子
Z会は淡泊な教材ですが
教材の質は物凄く高いです。
選ぶポイントはご家庭によって異なると思いますが、選びやすいようにポイントを7つに分けて解説しています。
この記事はこんな人にオススメです。
ポピーとZ会幼児コースを検討している方
ポピーとZ会幼児コースメリット・デメリットが知りたい方
これから幼児通信教育を始める方
この記事を読めばポピーとZ会幼児コースどっちがお子様に合うかわかると思うのでぜひ最後までご覧ください。
ポピーとZ会幼児コースってどんな教材?
ポピーとZ会幼児コースってどんなイメージですか?
Z会は難しい
こんなイメージだと思いますが
そのイメージは・・・
正解です!
幼児教材の難易度はこんな感じなので

ポピーとZ会は難易度だけで見ると
かなり大きな差があります。
基本情報を比較するとこんな感じです。
幼児ポピー | Z会幼児コース | |
対象年齢 | 2歳~6歳 | 年少~年長 |
値段 (年払い) |
|
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学習進度 | 遅め~標準 | 標準 |
届く教材 |
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その他のコンテンツ | デジタルコンテンツ有 | 添削課題あり |
ポピーは2歳から始められる教材で圧倒的に安いのが特徴。
一方、Z会はコストは割と高めですが
ワークが難しく、体験教材も豊富なのが特徴。
全く異なる教材なので詳しく比較していきます。
幼児ポピーの教育方針

毎日の家庭での勉強習慣をつける
「できた」を繰り返し「取り組む事」の楽しさを学ぶ
これがポピーの教育方針です。
このようなコンセプトで教材は作られており、小さい頃から机に向かって学習する習慣をつける事が将来の学力の向上につながると考えています。
そのため、幼児教材の中でも取り組みやすさは最高峰!

Z会幼児コースの教育方針

「あと伸び力」を身につける
「勉強」よりも自ら関心を持ち、考え、取り組む事が大事
これがZ会の教育方針です。
Z会では幼児期に早くから文字や数字学ぶ事には意味がないと考えています。

その代わり随所に『考える問題』が出題されます。
Z会では
色んな事の体験を通して「なぜ?」と考え
「自ら答えを導く」思考力を養う事が
将来の学力の伸びにつながると考えています。
【併用してわかった】ポピーとZ会幼児コースを7つの視点で徹底比較
ポピーとZ会を併用者が語る【7つの比較ポイント】について解説します。
- コスパ
- 教材のボリューム
- 到達レベル
- 取り組みやすさ
- 思考力
- メリット・デメリット
- オプションやサービス内容
まずは主要な5項目を比較したこちらの対比グラフをご覧ください。

結論を先にお伝えしておくと
コスパを最優先したい
楽しく勉強に取り組ませてあげたい
勉強習慣や動機づけ、コスパを優先したい人は今すぐポピーを検討しましょう。

『考える癖』をつけてあげたい人
お勉強に対してすでに前向きな子
こんな人は迷わずZ会を検討しましょう。
今すぐZ会を無料体験する
コスパは比較するまでもなくポピー
まずはポピーとZ会の料金を比較します!
幼児ポピー | Z会幼児コース | |
2歳~3歳 | 980円 | – |
年少 | 980円 | 1,870円 |
年中 | 1,100円 | 2,244円 |
年長 | 1,100円 | 2,431円 |
※年間一括払い選択時の月額表示(2020年5月)
年間で考えるとこんな感じ。
このように年間料金だとかなり差が大きいです。
結構コスト差があるので
コスパで選びたい人はポピーが圧倒的におすすめですね♪
ポピーは入会時に割引もあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
教材のボリュームは大差はない
ポピーとZ会の教材ボリュームはそこまで大差はないです。
- 年少
約65ページ - 年中以降
『わぁくん』約40ページ
『ドリるん』約40ページ - 特別教材
- ワーク
約40ページ - ぺあぜっと
約25ページ - 付録
一見ワーク量はポピーの方が多いのですが
『勉強のページ』に限れば同じぐらいです。
ポピーは絵本や生活・運動など勉強以外のページも入れてこのボリューム。
一方
Z会は、ページ数は少ないですがそのほとんどが『勉強のページ』なので、学習面のワークに関してはほとんど同じです。
到達レベルはZ会の方が高い
ポピーとZ会の年長時の到達レベルを比べるとこんな感じです。
- ことば
ひらがな書き・カタカナ書き - すうじ
足し算引き算の基礎 - せいかつ
時計・小学校でのマナー
- ことば
ひらがな書き・カタカナ書き・作文・読解問題 - すうじ
足し算引き算・文章問題が解ける - せいかつ
時計
進む速度はそんなに変わらないんですが
Z会は年中~年長でぐんぐん伸びていきます。
年長時の問題はZ会の方が一段上。

Z会の年長3月度の問題ですが、引き算の文章問題まで進みます。

ポピーも引き算まで進みますが
雰囲気が全然違うのがわかると思います。
ポピーは同じ分野でも『わかりやすいワーク』を心がけているので『できた!』を実感しやすい内容になっています。
ワークに取り組みやすいのは圧倒的にポピー
ポピーはZ会と比べるとかなりわかりやすいです。
取り組みやすさは特に年少時の動機づけに重要なので年少時のワークを同時に比較してみましょう。


ポピーはワーク自体がかなり子供受けしやすいデザインなのでどんな子でもハマりやすいです。
一方
Z会はちょっとドリル感があります。
でも年少時はそこまで高難度ではないです。
とはいえポピーよりは少しとっつきにくいので
Z会はこの『取っつきにくさ』を子供がどう取り組んでくれるかがカギ。
やる気を出してくれなければ意味はないので、必ず無料体験で実際にやらせてあげてくださいね♪
思考力はZ会!ワークと体験で考える子に育てよう
『思考力』は2020年新学習指導要領でも重点項目に挙げられている重要な要素。
子供の『考える力』を伸ばす教材は圧倒的にZ会に軍配です。
Z会はワークと体験教材で頭と身体を使った知育
これから検討する人が多いと思うのでまずは年少の問題を紹介。

年少の頃からZ会はこのような『思考する問題』が出題されます。
こちらは年長時の問題。

かなり難しい問題が出題されるようになります。
さらに、Z会最大の目玉『ぺあぜっと』ではたくさんの『不思議』を体感し
身の回りにあるものに対する探求心を育めます。
アルミホイルで浮力の学習をしたり

『ひかり』について学んだり

実際に料理をしたりします。

料理は
物を作る『工程』を学べる数少ない知育。
手・頭・におい・味など五感をフル活用して思考するので、変化を柔軟に捉える観察力や創造力が鍛えられます。
幼児期に大切な『食育』も兼ねてできるので、一石何長もある教育です。
このようにZ会は
- 思考力が鍛えられるワーク
- 楽しい体験を通して学ぶ体験学習
この2本立てで
あらゆる角度から『思考力』を鍛える教材です。
ポピーは工作・ワーク・デジタルで脳を活性化
一方で
ポピーは基本的に楽しむ事で脳を鍛える教材。
ポピーも実は『脳科学』に基づいて作られ
40年の歴史がある優良教材なんです。
ポピーの教材は
脳科学の専門家:篠原 菊紀 (しのはら きくのり)先生が監修して教材を作っていて、数々の実験データで科学的知見が得られた教材です。
例えば
ポピーは楽しく取り組める紙教材に加え
子供が食い付きやすいデジタル教材があります。
この2つの知育では『脳の活動』が異なる事がわかっており、そこまで検証した上でカリキュラムが組まれています。

ポピーはこのような工作の課題も毎月あります。
工作は
- 手先の器用さ
- 創意工夫力
- 空間認識能力
これら3つがバランスよく鍛えられる知育。
ポピーもZ会もどちらも特徴的で幼児期にやらせてあげたい事がきっちりできる教材です。
ポピーとZ会のデメリットは?
ここまで
ポピーとZ会の主要な5項目について比較してきました。
実際に入会するとなると続けていくためにもデメリットはとても大切。
ここでは併用してるからこそわかるポピーとZ会のデメリットを比較しました。
ポピーのデメリット
問題が簡単で物足りない
やる気のある子だとすぐに終わって飽きてしまう
ずっと使っていると教材や付録がボロボロになる
ポピーのデメリットは口コミの調査
でも多かった『難易度』です。

ちょっと勉強が進んでる子や
成長が早い子だと物足りない!
と感じる子もいます。
特に小さなころから文字や数字など勉強を進めてきた子にはレベルが合わない可能性が高いので、その場合は別の教材か1学年先取りさせるのもありだと思います。
チェックポイントとしては
- 年少でひらがなや数字が結構読める
- 文字や数字の動機づけをは終わっている
- 4月~6月生まれの子
このような子は
年中の教材を検討してもいいかもしれません。

Z会のデメリット
ワークが淡泊で取り組みにくい
英語学習がほとんどない
値段が高い
体験学習をやるのが結構大変
Z会も口コミの調査であったように
英語学習がない点はデメリットかなと思います。

2020年現在は付録的な教材で少し英語が学べますが、しっかり学ぶには物足りないカリキュラムです。
また、一番のデメリットは『親が大変!』
実際に受講してみると下の子もいて日々忙しい私には『ぺあぜっと』がかなり大変でした。
ワンオペで二人育児をしている家庭は
特にきついかもしれません。
その場合は手がかからない
タブレット学習教材を検討する等も考えてもいいかもしれません。

ポピーとZ会幼児コースのオプション・サービスは?
ポピーとZ会最後の比較ポイントはオプション講座と入会後のサービス。
ポピーとZ会のオプション講座を比較
- ポピーKids English
- 増刊号必要コース(年長)
- ドリル教材の販売
- ドリルの販売
ポピーは英語コースや増刊号必要コース、ドリル教材の販売などたくさん追加で学習できますが、Z会は基本そのようなサービスはほとんどありません。
ポピーはドリル教材としてこのような追加教材も販売しています。

一方、Z会はほとんどないんですが、Z会として書籍やドリルを販売しているのでそれを購入する事は可能です。
出典:Z会
後々追加して何かしたいならポピーがおすすめ♪
特に
ポピーKids Englishは評判の良い英語教材です。
詳しくはこちらにまとめているので興味がある方はこちらの記事もご覧ください。

ポピーとZ会幼児コースの入会後のサービスを比較
入会した後に受けれるサービスを比較しました。
こちらも圧倒的にポピーの方が充実しています。
ポピーでは主に4つの子育て支援サービスが受けれます。
専門家への相談や教育方針の確認、コンクール、セミナーなど結構充実しています。
子育て支援サービス
ポピー診断
年賀状コンクール
教育対話活動
それぞれの詳細はこちらの記事中にまとめていますので興味のある方はご覧ください。

一方、Z会はこれといったサービスはありませんが、年中からは添削課題があります。

この添削課題では専属の先生とやり取りできるので、子供の成長やレベルについて手書きのお手紙でアドバイスや励ましの言葉をもらえます。
ポピーとZ会幼児コース 先取り学習はできる?
ポピーとZ会幼児コースはよく先取り学習も検討されます。
一学年先取りして学習させたい!
という方はお子様のレベルや生まれた月をきっちり確認してあげてください。
先取り学習はメリットもありますが、デメリットもあります。
そしてやるならポピーの方がおすすめ。
先取り学習のポイントを解説
ポピーとZ会を選ぶポイントをおさらい
ここまで比較してきましたが、ポピーとZ会の選び方をおさらいをします!
まずは重要な5つの比較項目。

こちらを把握した上で
ポピーがぴったりな人はこんな人です。
学習の習慣をつけたい
なるべくコストを抑えたい
親も子供も取り組みやすい教材がいい
勉強に慣れていない・初めてのお勉強
我が家は学習習慣をつけてあげたくてポピーに入会しましたが、狙い通りきっちりできるようになっています。
まずは無料体験から始めるのがおすすめです♪
一方で
Z会幼児コースがおすすめな人はこんな人
自分で考える力を伸ばしてあげたい
色んな事を実際に体験させてあげたい
すでに勉強に前向きな子
親子で一緒に取り組める教材がいい
Z会幼児コースが合うかどうかは
子供が前向きに取り組めるかどうか
親がぺあぜっとをやってあげれる余裕があるか
難易度があうかどうか
ココが凄く大切なポイントなので
ぜひ一度お試ししてみてください。
Z会のレビューについてはこちらにまとめています。

【Z会の難易度を検証】始めるなら年少からがおすすめな理由は?

検討したい人は
【ワーク内容】【ぺあぜっと】この2点を体験して
できそうなら入会。
これが一番失敗しない方法です。
ポピーとZ会幼児コースを比較してわかった事
今回は実際に併用受講してわかったポピーとZ会幼児コースを徹底比較してみました!
どちらも特徴的な教材で迷っている方の気持ちは凄くわかります。
最後にまとめておきますので、お子様に合う教材を選んであげてください。
幼児ポピー | Z会幼児コース | |
コスト (年払い) |
|
|
教材の ボリューム |
|
|
到達レベル | 基礎~標準 | 高い |
取り組みやすさ | ||
思考力 | ||
メリット デメリット |
メリット 勉強の動機づけができる 勉強習慣がつく |
メリット 思考力が鍛えられる 体験学習が豊富 |
デメリット 教材のレベルは低め 付録がボロボロになりやすい |
デメリット 教材が淡泊で子供がハマりにく 親の手間がかかる |
|
サービス オプション |
|
|
始めてのお勉強なら
圧倒的にポピーが無難です。
コスパもいいですし
何より取り組みやすい内容なのがほんとに良いです。

大事な事なので繰り返しますが
Z会を選ぶ人は
- 勉強に前向きな子
- 考える力を重視したい人
- 親がしっかりフォローできる人
この条件にあえば
難しいZ会でも失敗しないと思います。
どちらも捨てがたい教材ですが最終的に決めるのはお子様なので、実際にやらせてあげるのが1番失敗しないコツです。
ポピーもZ会も体験は無料でしかもかなりのボリュームなのでぜひ体験してみてください♪
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