「理系が得意な子の育て方ってどうだった?」「買って読む価値あるかな?」と思っていませんか?
「10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方」を読んでみましたが、結論として、私は買ってよかったです。
しかし、いきなり買うと、万が一期待した内容じゃなかった時に少し後悔しちゃいますよね。
そこで、これから読むか迷っている方のために、内容のレビューと、読んで変わった算数への取り組み方について、詳しくお話ししていきます。
「理系が得意な子の育て方」の内容が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
「10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方」の感想

算数だけは苦手にさせてはなりません
子供に算数だけは苦手にさせてはなりません、という言葉、初っ端にいきなり登場するんですが、私もすごく同意できる言葉です。
この本でも述べられていますが、多くの方が算数を学ぶ目的を勘違いしています。
算数は単純に数字を処理する能力を鍛えるための科目ではなく、、、
論理的に考える力
問題点を見つけて解決する力
情報を整理する力
相手の質問を的確にとらえる力
このようなとても重要なスキルの基礎となる学問です。
子供の頃は特に実感していませんでしたが、社会に出ると勤務する部署や会社に関わらず、
論理的思考力
問題解決能力
この2点は必ず必要になってきますよね💦
自分が実感したからこそ特に算数は「苦手」ではなく「得意」にさせてあげたい。そう共感する部分でもありました。
算数はRPG
算数は他の科目とは違って各単元の理解が不十分だと先に進めません。
これも確かに!と思った内容です。
歴史であれば日本史ができてなくても世界史はできる。
だけど、平面図形ができない子が立体を考えれるわけがない、そういったお話です。
特に気をつけないといけないと思った点は
子供が躓いた時、親や学校の先生は「その分野をしっかり復習させがち」という事。
実は躓いた真の原因はその前の単元にある事が多いみたいです。
(これこそ10億人のビッグデータから得られている知見)
なので、躓いた箇所を復習させるのではなく、一つ、二つ前の単元に戻って理解をさせる事が結果的に躓いたポイントを解決する事につながるとのことでした。
これも言われてみればそうですが、実際自分の子が躓くとそこばっかりやらせてしまいそうなのでとても勉強になりました。
算数は後からが頑張れば追い付けるなんて甘い話はない
これもドキッとしたフレーズです。
うちの子はまだまだそんな時期ではないですが、興味深かったのは小学生の偏差値と高校三年生の偏差値について。
ほとんどの子が小学生の偏差値と高校生の偏差値が同じぐらいという結果になっています。
つまり、小学生でしっかりできている子は高校生でもしっかりできている子が多い。
逆に小学生で勉強ができていない子は高校生でもいまいちな子が多いという事がデータでもわかっているそうです。
これも何となくわかる気はします。
算数は英単語や歴史の暗記のように量をこなせばできるものではなく、各単元の理解の積み重ねで実力が伸びていく科目。
小学校で算数が苦手で卒業してしまった子は、中学高校での化学や物理も効果率で苦手科目になります。
つまり、総合的に成績が悪くなってくるという事です。
子供が躓いたときにどうすればいいか
どんな風に対策を取ればいいか
このあたりの解説がとても勉強になったので、この章は特に今後の教育に活かしていける内容でした♪
宿題は成績が下がる
これもなんで!?って思うフレーズ。
詳しい事は書けませんが、とにかく大切なのは宿題を強制的にやらせない事。
宿題をさせる本当の目的は「子供の理解を深める事」で、「宿題を終わらせる事」ではありません。
うちの子はできないといっちゃダメ
これは算数に限らず子育てに関しても共感できるポイントでした。
全体的にこのような「子育て論」にも応用できる内容も多かったです。
子供ってすぐに親の真似や言動で行動する事は確かに多いと小さい我が子ながら実感しています。
ついつい謙遜したり、ちょっとした失敗で行ってしまいがちな言葉です。
うちの場合は「ホントにお片付けできないわね」とよく言ってしまっている気がします💦
確かに苦手なので、ちょっと言い方をポジティブに変えてみようと思いました。
勉強に関する内容は本書に詳しく書いていますが、親の接し方一つで子供の「やる気」が変わるのは事実。
やる気を出させる声掛けや接し方は算数に関係なく勉強になる内容でした♪
文章問題の苦手を克服する方法
算数って文章問題が難しいってイメージありますよね💦
私も小学校高学年では難しいイメージがありました。
本書で重要なポイントがいくつか紹介されていましたが親として気をつけないといけないなと思ったのは「解く速さ」にとらわれない事。
中学高校になるにつれドンドン厳しい時間制限が設けられるのが普通です。
だから早く解く事を重視しがちですが、文章問題とはじっくり考えて論理を組み立てる事が大切で、文章の中にある数字を組み合わせて式を作る事が目的ではありません。
全部読み切って感じた事
算数が大事!
これは間違いなく読めばそう思うんですが、この4点は親としてとても勉強になりました。
勉強の仕方
親の関わり方
子供が躓いた時の対応の仕方
苦手の見つけ方
算数に限らず、どの科目でもいえる事もありますし、特に接し方が難しい算数についてはより実践していきたいと感じさせられる内容でした。
本書の中には実際の問題も多数載っています。
小学校のお子様がいる家庭なら「この問題解いてみて」とやらせてみて、その結果から「できた場合」と「できなかった場合」の考察を読むことができます。
より実際のお子様に合わせて読んでいけるので現在お子様が小学生のご家庭には特におすすめだと思います。
(2023/06/09 16:41:45時点 Amazon調べ-詳細)
算数を得意にさせる教材は?
算数が学ぶ方法としては、以下の方法があります。
そろばん
塾
通信教育
それぞれ簡単に解説していきますね。
今でもそろばんは計算力向上としては優秀
そろばんを使うことは今の時代ほとんどありませんが、やはり計算能力の向上という点では優秀です。
そろばん塾はどんどん減ってきているようですが、小さなころからそろばんに触れる事はいいことなんですよね♪
幼児期から取り組める100玉そろばんは、数の概念を学ぶのに最適なおもちゃなので、子供が小さい子は一度みてみてくださいね♡

くもんで学ぶ
塾の中でも、算数に強いのはくもん。
大量の計算問題が宿題で出るので、イヤでも計算が早くなる!で有名です(笑)
我が家も一時期通ってましたが、やめました。
その理由はこちらの記事で解説しています。

通信教育でおうちで取り組む
最も安価な方法が通信教育。
本書でも通信教育による家での学習が、最も効率的と書かれておりました。
通信教育の良い所は、以下の4点です。
送迎の時間がかからない
金額が安い
親の目の届くところで勉強できる
家で勉強する習慣がつく
算数が得意になるおすすめの通信教育は?
現在日本にある通信教育はたくさんありますが、「算数」に限っていえば「RISU算数」が最もメジャーで注目されている教材です。
簡単に特徴をまとめておきますね♪
対象年齢 | 年中~小6 |
---|---|
料金 | 2,750円(税込み)~ |
学べる科目 | 算数のみ |
コース | 無学年制で個別指導型 |
特徴 |
|
このRISU算数は、本書を書いた今木智隆さんが手掛ける教材。
最先端の算数教育を取り入れた、新時代のタブレット型の教材です。
詳しい体験談や教材の口コミ、料金などはこちらの記事をご覧ください♪

今すぐRISU算数をチェックしたい!という方は現在キャンペーン中なのでこちらのキャンペーンコードを利用して体験する事もできます。
いきなり入会はかなりハードル高いと思うのでまずは体験から始めてみてはいかがでしょうか?
当ブログ限定のクーポンコード【cib07a】を使えば先着50名様限りのお試しキャンペーン(1,980円)ができます♪
入会する場合はこの金額は無料!この機会にぜひ体験してみてください。
\クーポンコードでお得にお試し/
算数への取り組み方に悩んでいるなら買いの一冊
私もたくさんの育児書を読んだことがありますが、ここまで具体的に子供の勉強の取り組み方に焦点を当てた本は中々なかったです。
実際の学習データを用いて議論しているので、理想論ではなく現場での事実に基づいてお話しされている点がとても刺激になり、勉強になりました。
プログラミングもドンドン発展していくこれからの時代にはとにかく「算数」は重要な科目。
これからお子様の勉強を真剣に考えていきたい方には特におすすめできる一冊でした。
(2023/06/09 16:41:46時点 Amazon調べ-詳細)
算数の通信教育教材に興味がある方はこちらの記事もおすすめです。
実体験や取り組むポイント、料金システムなども詳しくまとめています。

幼児コースの口コミもまとめているので、幼児期から始めて見たい方はこちらの記事もおすすめです。
