2022年版の知育菓子を実食して「まずい知育菓子ランキング」をまとめました。
知育菓子はまずい、というイメージがある方もいるかもしれませんが、最近の知育菓子はおいしいものも多いです。
しかし、中には「まずい!」という知育菓子もあるので、本記事ではあえて「まずい知育菓子ランキング」として紹介していきたいと思います。
おいしい・まずい知育菓子が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
知育菓子は本当にまずい?実食してみた
知育菓子とは、食品大手の「クラシエ」が販売している子供の知育のためのお菓子です。実際にお料理作りを体験して、知育効果を得るのが狙いとなるお菓子になります。
パッケージにも知育菓子とデカデカと書いているため、ブランディングにも力をいれているようです。

最近のスーパーマーケットのお菓子売り場には、知育菓子の特別コーナーが作られているぐらい人気です。スーパーによっては、知育菓子の作り方を小さいテレビで放映しているコーナーもあります。

知育効果を狙う方はもちろんのこと、おうち時間を有意義に使うために知育菓子を買う方も多いのではないでしょうか。
そんな知育菓子ですが昔から「まずい」といわれがち。粉からお菓子を作っていくため、見栄えが悪くなることが多く、また食感も粉っぽくなるので、まずいと言われてしまいます。
敬遠している親御さんも少なくないでしょうが、実は昨今の知育菓子は昔に比べてかなり進化しており、それなりに食べられるものが増えています。
そこで、今回知育菓子をいくつか買って実食し、最新の知育菓子の中で最もまずいものは何なのかをランキング化することにしました。
まずい知育菓子かどうかの線引きは?
まずい知育菓子かどうかの線引きは、当然お菓子として食べ物として「おいしい」かどうかです。もう1回食べたいと思えるかどうかを重視します。
最新の知育菓子の中には甘いものもあれば、しょっぱいものもあります。味付け・食感が違和感なく、お菓子として普通に美味しいものかどうかが大事です。
これらを踏まえたうえで、今回は単純にお菓子として美味しいかどうかを実食して検証します。
3歳と5歳のわが子たちにも、おいしいかどうかの意見をもらいながらランキングを作りました。
最新のまずい知育菓子ランキング
今もスーパーマーケットなどで購入できる知育菓子のなかから、もっともまずい知育菓子をランキング化していきます。
「まずい知育菓子ランキング」なので、最下位が最も美味しい知育菓子となり、1位が最もまずい知育菓子となります。
今回は4種類の知育菓子を用意しました。それらをすべて実食し、まずい知育菓子ランキングとすると、結果は以下の通りになります。
1位.ねるねるねるね
2位.ハンバーガー
3位.おえかきグミランド
4位.カラフルアイスショップ
つまり、「カラフルアイスショップ」が一番美味しい知育菓子であり、一番まずい知育菓子は「ねるねるねるね」になります。
「カラフルアイスショップ」は本当にアイスのような食感が味わえる上、コーンもきちんとコーンっぽくて美味しいです。「おえかきグミランド」も、安定のおいしさ。
「ハンバーガー」は付属するポテトはめちゃくちゃ美味しいのですが、ハンバーガーが残念。頑張ってはいるもののまずいです。。
あくまでもお菓子なので、甘くないものを再現しようとすると、やはり不味くなってしまうのでしょう。だからこそ、ポテトの美味しさにはびっくりしました。
1位の「ねるねるねるね」は、美味しいと思う人とまずいと思う人の両極端になる味です。我が家の場合は、誰一人として美味しいとは思いませんでした・・。
4位.カラフルアイスショップ
ここ最近発売されたばかりの新しい知育菓子が「カラフルアイスショップ」です。今まで食べた知育菓子の中で、一番美味しいと言っても過言ではない出来です。
下部分のコーンと、上部分にあるアイスの食感が違うという珍しい知育菓子になっています。

アイス部分は粉を入れて水を溶かすだけ。コーン部分は粉を入れて水を溶かしレンジでチンするという仕様です。

アイス部分は粉に水を入れてまぜまぜしていきます。ソーダ・ぶどう・バニラ味がありますが、どれもアイスのような触感があり、美味しかったです。

コーンなる部分も粉を水で溶かすのですが、その後レンジで30秒ほど温めることになります。そうするとふわふわの食感になり、パンのような感じに。

コーンのようにカリカリではないですが、味付けもほんのり甘くてとても美味しいです。
レンジでチンしてできたコーンの上に、先ほど作ったアイスをのせていきます。

トッピング用のクリームも粉で水で溶かすことになりますが、きちんとかき混ぜれば粉っぽくもなく、とても美味しいです。
今まで食べた知育菓子の中では、一番美味しかったと思います。
3位.おえかきグミランド
おえかきグミランドは昔からある知育菓子です。グミの知育菓子で、味もとても美味しいです。
今は少しだけパッケージが違いますが、内容物はほとんど変わりません。
なんだか楽しそうな雰囲気がプンプンしますね。中身を開けるとこんな感じでした。

さっきよりパーツが細かくちょっと複雑そうでしたが、組み立てとかはないので全然簡単でした。
右の3つのスペースに3色を袋から入れます。そしてスポイトで小さな穴に移していきます。この時、混ぜ合わせでいろんな色を作ることができます。これは子供にぜひやらせてあげてください♪
色を混ぜるってなかなか他のおもちゃではできないので、知育菓子ならではの特徴だと思います。
知育効果としても色の勉強にもなりますし、スポイトで手先の訓練にもなります。そしてやはり、どんな色ができるかわからないのが好奇心を刺激していいですね。
そしてめちゃくちゃ楽しそうでした。こんな感じに流れ星を作りましたよ!

他にも車や飛行機など子供のテンションが上がるものが沢山作れます。
買ってから気づきましたが、この「型」は動物など色々あるようす。今回は車や流れ星でしたが他にも種類があるようです。
粉が少ないので色があまり使えずかなり余ってしまいましたが、あまりお菓子を大量に食べさせたくもないので、ちょうどよかったかなと思います。
気になるお味ですが、とてもおいしく粉っぽくもなくて、知育菓子としてはかなり高いレベルの美味しさでした。正直、これも当たりだったと思います。
2位.ハンバーガー
かなり前からある知育菓子「ハンバーガー」です。
名前やパッケージがコロコロ変わりますが、今も発売されています。ポテトとハンバーガーとコーラの3つを作れます。

まずはポテトから作っていきましょう。粉に水を入れてかき混ぜるというのは、他の知育菓子と一緒です。

こねてできた生地をレンジに入れて30秒ほどチンします。それを付属のナイフで切っていき、ポテトのように仕上げます。

食べてみると「本当のポテト?」と思うぐらいびっくりの味で、ポテト単独の評価で行くとすべての知育菓子の中でナンバーワンと言っても過言ではありません。
ちょっとしなしなになったマクドナルドのポテトとイメージすれば、分かりやすいはず。
次はメインディッシュとなるハンバーガーを作ってきます。バンズ・お肉・チーズとそれぞれに粉があるので、水を入れてかき混ぜます。

かき混ぜたものをケースに入れて、こちらもレンジで30秒ほどチンします。するとふっくら膨れて、以下のような感じに。

これらを付属のナイフで切って積み上げ、ハンバーガーのように仕上げていきます。

見た目はハンバーガーっぽくなるのですが、お菓子のような味付けではありません。本物のチーズとお肉に寄せた味になっています。
しかし、この寄せ方が非常に中途半端…。「美味しいか不味いかどちらか答えろ」と言われたら、大半の人は「まずい」を選択するのではないでしょうか。
最後にコーラを作ってみます。水を1CMほど入れて粉を入れてかき混ぜます。

シュワシュワと泡が出てきて、コーラができました。
飲んでみると確かにコーラっぽいのですが、炭酸と言うか舌がチクチクするだけで、そこまで美味しくはありません。
また、味もコーラというより、ただの砂糖水といった感じで、どちらかというとまずいです。。

この「ハンバーガー」は、ポテトがとても美味しいのですが、肝心なハンバーガーとコーラがそこまで美味しくないです。
もう一度食べたいかと問われると、首を縦には触れません。。
ただ、ポテトは本当に美味しいので、ポテトの美味しさを経験するためだけに買っても良いのではないでしょうか。
1位.ねるねるねるね
まずい知育菓子ランキング堂々の1位は、昔からある「ねるねるねるね」です。昔からある知育菓子なので、食べたことがある親御さんも多いのではないでしょうか。

小さいころに食べたことある人なら分かると思いますが、”あの触感”は今も昔もそこまで変わっていません。
好きだと思う人はとても好きだと思いますが、まずいと思う人はとことんまずいと思うような知育菓子です。
作り方は他の知育菓子と同じく、粉に水を入れてかき混ぜるのみ。
複雑化してきている他の知育菓子と比べて、二袋の粉を混ぜるだけなので、めちゃくちゃ簡単にできます。

ちょっとかき混ぜていくと、ヨーグルトのような綿菓子のような何とも言えない感じに仕上がります。

実際に食べてみると、これもまたヨーグルトと綿菓子の中間のような食感です。
今回購入して実食してみたのはラムネの味でしたが、その味よりも、例えようのない謎の食感の方が先に勝つ感じです。。
この「謎の食感」が好きかどうかによってまずいかどうかは分かれるはず。残念ながら我が家は、全員満場一致で「まずい」という意見でした。
販売終了した「まずい知育菓子」ランキング
クラシエが販売している知育菓子は、定期的に新しい菓子に入れ替えされるので、販売終了したものも多数あります。
販売終了した知育菓子もかなり有名なものがありますし、販売終了してからそこまで経っていないので、賞味期限がきれずにおうちに残っているものもあるはず。
そこで、販売終了した「まずい知育菓子まずい」ランキングとしてまとめてみました。ランキング結果は以下の通りです。
1位.ポッピンクッキン できたてパンやさん
2位.ポッピンクッキン くるくるたこ焼き
3位.ふしぎはっけん なるなるグミの実
「ポッピンクッキン できたてパンやさん」が一番まずくて、「ふしぎはっけん なるなるグミの実」が一番おいしいというランキング結果です。
「ふしぎはっけん なるなるグミの実」は、粉を付けてジュースで膨らますので、きれいに仕上がり、味もよかったので最もおすすめだと思います。
「ポッピンクッキン くるくるたこ焼き」は、まぁ普通に食べれる味であり、「ポッピンクッキン できたてパンやさん」は見た目は一番良かったんですが、あまりおいしくなかったです。
3位.ふしぎはっけん なるなるグミの実
「ふしぎはっけん なるなるグミの実」の商品パッケージはこちらです。

見た目が可愛くてなんかおいしそう!子供もブドウが大好きなのでキャッキャ喜んでました。開けたらこんな感じです。
見た目は結構簡単そうです。以下の棒みたいなものは自分で作れていました!棒にパーツをつける作業はよい指先知育になりますね♪

これにブドウがなるかもね~というとワクワクしてました。ジュースと粉を入れて、ジュースでくるくる⇔粉でくるくるを繰り返すと・・

こんな感じに!
親目線でも普通に面白いですね!くるくる回すのも手先の訓練になりますし、回すほどグミができるのも実験みたいで面白いです!
できたブドウをつまんで食べるのも、小さい子なら適度な指先の知育になりますね。
最後かぶりついてましたが・・・・子供にとっても自分で組み立てたブドウの木にブドウがなって、めちゃくちゃテンション上がってました!
しかもこれが結構おいしかったんです。強いて言えば普通のグミより弾力が少ない程度。これは買ってよかったな!と思った知育菓子でした。
ただ残念ながらなるなるグミの実は販売終了しています。販売終了の理由としては、単純に商品のリニューアルだと考えられます。
知育菓子は、毎年ラインナップが結構変わるので、売れ行きや社内事情により、販売終了したのではないでしょうか。
2位.ポッピンクッキン くるくるたこやき
次はくるくるたこやきです。商品パッケージはこちら。

見た目は結構おいしそうなたこ焼きですが、どうでしょう?開けるとこんな感じです。

袋がいっぱいあって他の知育菓子より複雑そうですね。とりあえず、水とタコの元を使ってタコ足を作ります。
タコ足を作ったら8個に切ります。切るのがちょっと難しかったようですが、タコ足は型に押し込むだけなのでうちの子でもできました。
次に水と粉でたこ焼きの元を作り、流し込みます。そこにたこ焼きを入れるとこんな感じです。

流し込みはさすがにできなかったので一緒にやりましたが、タコは楽しそうに入れてました。ここからは調理になります。レンジで30秒チンするだけですが。

ちょっと膨らみました。ちゃんと子供にレンジに運ばせてあげると作っている雰囲気がでてGOODです。
つまようじでひっくりとこんな感じ。結構難しそうでしたのでちょっと手伝いました。

マヨネーズとソースを作って上にかけるとこんな仕上がりに!!

でも、トッピングをさせたげるのは良い試みですね♪色どりや味の変化が起こる勉強にもなりますし、見た目が変わるとおいしそうに見える事を伝えることもできます!まさに食育+知育です。
肝心の味は、まぁまぁおいしいです。マヨネーズとソース、青のりがあるのでそれなりになってます。めちゃくちゃまずくはなかったので、知育菓子としては満足なレベルだったと思います。
ただ、こちらも残念ながら販売終了しています。そこそこおいしかったので販売終了は残念ですが、現存する知育菓子でおいしいものもあるので、そちらを購入しましょう。
1位.ポッピンクッキン できたてパンやさん
最後はポッピンクッキン できたてパンやさんです。これが一番まずかったです。。

普段からパン好きなのもあって見た目は最も気に入ってました!開けてみるとこんな感じです。

なんかパッケージ自体も使うようです。めっちゃ複雑そう。まずはイチゴジャムを作ります。

これは良かったですね!イチゴジャムをサイドにあるイチゴ型の穴に入れるといい感じに固まります。
パーツが小さいので少し難しいですがその分手先の訓練になりますし、子供も楽しそう!上手にできたと思います。
次にパンの元をこねて型にはめるとこんな感じになります。メロンパンはスプーンで模様を付けましたが、これは無理だったので一緒にやりました。

これはかなりめんどくさくかったです。生地を作って、2つはこねて型にはめる。メロンパン用の生地も作って平らに伸ばし、もう一つの丸めた生地の上にのせ、模様を付けます。
混ぜたり、こねたり、はめたり、のせたり・・・ここがかなり時間かかりました。
この後レンジでチンして盛り付けるとこんな感じ。

トッピングさせてみるとこんな感じでした。

見た目はそれなりにおいしそうです!子供と一緒にさぁ実食!
メロンパン!うん、おいしくない!イチゴカスタードのパン!メロンパンよりましだけど微妙。イチゴとカスタードはいいんですが、とにかく生地がおいしくなかったです。
手間暇かかった割には結構残念でした。作業自体は3~4歳だとちょうどいいかもしれません。
知育菓子にチャレンジするならまずくないものを選ぼう
知育菓子として王道のグミから異端のアイスまで、進化した最近の知育菓子を実食しましたが、どれもそれなりにおいしいです。びっくりするぐらいまずいものはありません。
昔と違って作るまでの工程がかなり複雑になっているので、おいしくなっているのでしょう。作るのは大変な分、知育効果も高くなっており、おいしさもアップしています。
どれもクオリティが高くなっている知育菓子ですが、食わず嫌いで「まずいのでは・・」と思ってしまいがち。
初めて知育菓子をチャレンジする人ほど、最初に不味いとつまずいてもらっては困りますよね。せっかくの知育機会を失います。
本記事で紹介しているランキングを参考にして、美味しい知育菓子を選び、おうち時間を有意義に過ごしてみてください。
なお知育菓子の安全性については「知育菓子はめんどくさい?安全で簡単に作れるものは?」の記事で解説しています。基本問題ないのですが気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。
また知育や幼児教育に興味がある方は当ブログちいく村の他の記事もぜひご覧ください。おうちで賢く育てる工夫や教材についてレビューしています。