おままごとキッチンを買って後悔したことは「部屋が狭くなる」「玩具が散らかる」「使わなくなったときに処分に困る」の3つでした。
おままごとキッチンがいらない派の口コミを見ても、上記の3つの理由で「買わない」選択をしている方が多いです。
本記事ではそんなおままごとキッチンで後悔したことに加え、買ってよかった事や遊ばない子も遊ぶ方法、使わなくなったらどうするか、まで詳しくお話しします。おままごとキッチンを買うかどうか迷っている方はぜひご覧ください。
おままごとキッチンはいらない?買って後悔した理由
私もおままごとキッチンはいらない?と思っていましたが、知育効果が高そうだったので、結果的には購入しました。しかし勝手から後悔したこともあったので、まずはおままごとキッチンを買って後悔したことをまとめます。
後悔した理由1.部屋が狭くなった
おままごとキッチンを買って後悔したこととしては、部屋が狭くなったことです。
おままごとキッチンはとにかく大きいです。
買ったとしても部屋の中でどこに置くかが、悩ましいんですよね。

我が家は結局購入したので、TVの横に置いていました。
でも子供が2歳半ぐらいの時に、子供部屋を改装したので、子供部屋に移動。正直かなり幅をとります💦
卓上タイプだと横幅30~50cm。
チェスト型なら50~80cm程あります。
壁際にいい感じに置く場所がないと、かなり景観を損ねる上、邪魔なので、場所の確保が結構キツイ!というのがデメリットですね。
おままごとキッチンを買わない場合は、子供部屋のスペースがかなり広くなるので、その点をまずは考慮したいポイントです♪
後悔した理由2.玩具が散らかる
おままごとキッチンを買って後悔した2つ目の理由は、おもちゃがとっても散らかる事。
おままごとキッチンを買うと必ず買う野菜・肉・包丁・お皿・コップ・・・めちゃくちゃ散らかります!
一応うちのキッチンには収納がついてるんでマシですが、基本は料理しっぱなしです(笑)
散らかるのは散らかりますが、決まったと所に片づける癖はつきました。キッチン収納の場所は決まっているので、食器はココ!と決めておけばちゃんと直せるようになります。
とはいえ散らかるのは事実。買わないならそのストレスはないですからね。
我が家はこどもちゃれんじも受講していたので、なおの事おもちゃがてんこ盛りで正直きつかったです。おもちゃがすでにたくさんある方は、よく考えてから購入しましょう。
後悔した理由3.使わなくなったら処分に困った
おままごとキッチンを買って後悔した3つ目の理由は、使わなくなったら処分に困ったことです。基本的には粗大ごみで処理するしかないので、ハッキリ言ってかなり手間でした。
幼児期の間であれば使えますが、子供によっては5歳ぐらいでもう不要という子もいます。
そんな時どうするか?一応粗大ごみ以外の選択肢もあります。
- 友達にあげる
- 粗大ごみに出す
- メルカリで売る
- リメイクしてオシャレにする
色んな方法があるんですが、使わなくなったら「捨てるしかない!」です。
メルカリに売ったり、友達にあげたりしたい場合はかなりきれいに使う必要がありますがかなり厳しいです。使うのが子供なんで。
粗大ごみになるので有料なのも痛いですが、おままごとキッチンに限らず大型おもちゃは処分する事も視野に入れておくと後悔がなくてよいと思います。
後悔した理由4.一度ケガしてしまった
うちの子はおままごとキッチンで一度ケガをしてしまったのでその際にとても後悔しました。
全ての子で起こる訳ではないので我が家固有の理由になりますが、危ないポイントがある事は知っておいて損はないです。
危ない部分は引き出し部分です。

この引き出し部分に1~2歳児だと登ってしまうんですよね。特に下の方に引き出しがあり、足場になるようなドアがあると危険です。
この部分に乗って一度おままごとキッチンが倒れて軽いけがをしました。打ち身程度でしたが。
大型玩具は使いようによっては危ないところがあるので、ケガして後悔しないよう、事前に危険予知をしておきましょう。
ちなみに怪我しにくい理想的なおままごとキッチンを紹介しておくと以下のようなタイプは安定感があり安心です。

足場になるような引き出しがないのが1番のポイントです。

奥行きは40cm前後だとかなり安定します。
また足場にも要注目です。

このような四隅だけだと危ないです。面が大きく足が低いものが理想的です。
こんな感じで買ってみて後悔したポイントも沢山ありました。でも、もちろん買ってよかった事もあります。
次はおままごとキッチンを買ってよかった事をお話ししますね♪
おままごとキッチンを買ってよかった事
おままごとキッチンを買って本当に後悔ばかりだったか?というとそうでもないです。ちゃんとおままごとキッチンを買ってよかった事もありました。
主体的な遊びができるようになった
おままごとキッチンを買ってから主体的な遊びをするようになりました。
- 包丁で切る
- お鍋で作る
- 食材を並べる
- 食器を洗う
- 料理を並べる
ママの真似事ですが、自分で考えて色んなことをキッチンでやるようになります。全然できなくても自分で道具を使い、考えて取り組んでいる姿を見ると、主体性が伸びたと感じました。
お手伝いができる子になった
おままごとキッチンを買ってからはお手伝いを積極的にするようになりました。
おままごとキッチンで遊んでいると台所でお手伝いしたい!って言いだす日が来ます。
危ないからダメ!ってなるんですが、これも成長の1つなんですよね。
無下にしたくない気持ちと、忙しいし、危ないしと言う気持ちと、複雑なんですが、子供にとっては大切な気持ちなんですよね。
おままごとキッチンを通して、うちの娘も本物の料理に興味を持ち、色んな料理をやるようになりました♪
しつけがかなり助かった
おままごとキッチンがあると、実は結構しつけがはかどります。
「ピーマン切ってください」
「食べ終わったらお皿を片付けてください」
こんな声掛けで普段の食事のマナーも学べたりします。
他にも「ちゃんとおてて洗ってね」など生活面の学びがたくさんあります。
コミュニケーション能力が伸びた
おままごとキッチンのおかげでごっこ遊びが充実し、コミュニケーション能力が伸びたと感じます。
お人形遊び・ママとお料理ごっこなど、色んな遊びを通して人とのコミュニケーションが育めました。
特に「1人遊び」の幅が広がるので、勝手に覚えた言葉でお人形さんと遊んだりしてます。
2~3歳児は言葉の爆発期なので、おままごとキッチンは積極的にやらせてあげたい遊びの1つです♪
おままごとキッチンで後悔しないためにはメリット・デメリットを見て判断しよう
おままごとキッチンで後悔した理由に加えて、良かった所も紹介しましたが、それらのメリット・デメリットを見て判断してみてください。
おままごとキッチンを買って感じたメリット・デメリットをまとめておきます。
- 主体的な遊びができる
- お手伝いに積極的になる
- コミュニケーション能力が伸びる
- いらなくなった時に困る
- 置く場所に困る
- 玩具が散らかりやすい
- 不安定で危ない時がある
正直お金と場所に余裕があるなら、買ってあげた方が子供のためかなぁと思います。デメリットもありますが、家庭の状況次第では許容範囲でもありますからね。
もちろん買わなきゃよかった!と後悔した時期もありましたが、子供の成長は感じる事ができたので、トータルで見ると買ってよかったと思います。
ここからはうちの子が一時期おままごとキッチンで遊ばない時期があったので、その時の原因・対策と遊び方についてお話ししていきます。
【後悔しないために】子供がおままごとキッチンで遊ばない原因は?
実はうちの娘は最初全然おままごとキッチンで遊ばなくてめちゃくちゃ後悔した時期がありました。
でも色々考えて今では楽しく遊んでくれてます。
その時に原因と対策を考えてので
シェアしますね♪
これから検討する人も
知っておいた方が良いと思うので
わかりやすく解説していきます。
高さがあっていない
おままごとキッチンを選ぶ際「高さ」はかなり重要です。
身長は子供によるんですが
理想は腰の位置にコンロやシンクが来る高さ。
机に置くタイプの卓上型は
机の高さとそうだんですね。
一方床に置くタイプのチェスト型は
全高が50~110cm程あります。
イメージしにくい!
と思うのですが、ザックリ言うと
2~3歳児なら全高が80cmぐらいがぴったりです。
シンクまでの高さは45cm程が理想。
例えば大人気のIKEAのキッチン(全高110cm)。

IKEAのキッチンはかなり大きく
2歳・3歳児では少し大きすぎます。
長く使いたいし・・・
という想いはわかりますが、正直身長が伸びても
45cmあれば気にせず遊んでいます。
むしろ最初高すぎるとダメ!
遊びにくいので遊ばなくなる原因になります。
さっきも登場しましたが
結局我が家が購入したのはコレ。

こちらのキッチンの良い所は
デザインが可愛い
完成品で送られてくるので組み立てが楽(下の台と上の棚をくっつけるだけ)
角が全部丸くなっており安全
ただ、前述したように
少し安全面に懸念があったので
それを考えると
この超かわいいマザーガーデンのおままごとセットや
リバーシブルで使えて安全性も高い
お店屋さんにもなる ままごとキッチン
今ならこの2点から選びます(笑)
おままごとキッチンのアイテムは揃ってる?
おままごとキッチンが高い理由の1つで
色んなアイテムが必要になります。
我が家の基本セットはこんな感じです。

う~ん、可愛さ重視で選んだよね(笑)
女の子だったので見た目も大事。
でも1番のポイントは
普段よく使うものをちゃんと用意する事です。
加えて、ままごとキッチンで遊べる
他の玩具もあるとベスト!
- お店
- ぬいぐるみ
などがあれば組み合わせて
楽しく遊べます。
おままごとキッチン以外のおもちゃはどうなってる?
おままごとキッチンを導入したら
他の玩具は一旦片付けましょう。
上でもお話ししましたが
まず散らかりやすいんですよね。
子供の玩具は厳選した方が
集中力と創意工夫力が身に付きます。
1つの玩具でどうしたら沢山遊べるか
子供は好奇心だけで
こう考えるので
結果的にちゃんと頭を使って遊ぶようになります。
おままごとキッチンをメインで遊ばせたいなら、他の玩具を厳選して環境を作ってあげましょう。
おままごとキッチンで遊ばない理由まとめ
基本的には楽しいはずのおもちゃなので、
環境を整えて
遊ぶ物をしっかり準備してあげればOK♪
でも最も重要なのはやっぱり
遊び方です。
次は知育効果抜群の遊び方について
お話ししたいと思います。
おままごとキッチンで遊ばない子が夢中になる知育遊び
おままごとキッチンなんているかなぁ~
と迷っている人のためにも
楽しい知育遊びの方法をご紹介します。
親としてもどう遊ぶのがいいのかわからない事も多いですからね。
これから検討する人は
おままごとキッチンの遊び方を見て
遊んでるイメージを思い浮かべて下さいね♪
おままごとキッチンの遊び方①:料理
料理はままごとキッチンの
基本の遊び方ですよね。
お鍋やフライパン、おたま
まな板と包丁
コップやポット
フォークやナイフ
まずはアイテムを揃えましょう。
料理は道具があれば
自然にやってくれる子も多いです。
ですが、せっかくならもう一歩踏み込んで、さらに知育効果が高い遊び方をやってみましょう。
- 丁寧に料理の流れを教える
(音や工程・食べる・洗うなど) - 工程毎に擬音をちゃんと伝える
(水の音・切る音・レンジの音等) - 料理の絵本を近くに置く
(料理本とかでもいいです)
結構工程を教えてあげるのが大事です。
これを丁寧にやると
めちゃくちゃ知育できます。
例えば
- カレーを作る場合はにんじんとたまねぎが必要
- 野菜を切ったらカレーはお鍋で作る
- おたまですくってごはんと一緒に食べる
- 食べ終わったらお皿をで洗う
このややこしい工程を
わからない!じゃなくてちゃんと伝えます。
そうすると、ちゃんとできるようになります。
料理は物事を順序だてて作ったり、規則に従って作る事が学べる遊び。特に順番や流れが豊富なので【工程】を学ぶのに最適な遊びです。面倒かもしれませんが、ちゃんと教えてあげる事で一歩進んだ知育ができます。
実際うちの子は
「ハンバーグを作って」と言うと
- お肉をお店で買ってきて
- まな板でコネコネして
- フライパンで焼いて
- 塩コショウかけて
- フライ返しでお皿に入れる
こんな工程もちゃんとマスターしてます♪
しかも、終わったらシンクでお皿まで洗ってます(笑)
もちろん最初は全然できませんでしたが、
おままごとキッチンの遊び方②:料理本を活用する
ママが使ってる料理本とかを
近くに置いておくと面白いです♪
作る前に一緒に本を見ながら
「なに作ろっか~」
と考えてあげましょう♪
本を見ながら考える、という行為が自然に学べます。これは「調べ学習」の基本になるので、おままごとを通してできる知育の2つですね♪
おままごとキッチンの遊び方③:お弁当を作る
お料理を作ったら
お皿に入れて食べるだけじゃなく
お弁当に入れて遊ぶのも面白いです。

ハンカチで包んで
お弁当みたいにするだけでもOKです。

お弁当を作って
ピクニックごっこができたり
お人形さんと一緒に食べたりすると
家の中での遊ぶ幅が広がります。
お弁当に入れる【色】を教えるとGOOD!
色合いや色と味のイメージをつけてあげる事ができます。
「緑ばかりより赤も有ったらおいしく見えるよね」
みたいな感じです♪
こんな取り組みも「食育」の一環。
遊びの中でできるのがポイントですね♪
おままごとキッチンの遊び方④:お人形遊び
お人形に食べさせてあげる姿・・・
可愛すぎますよね~♡
お気に入りのぬいぐるみや
お人形があれば、ままごとはさらに捗ります。
バイキンマンは野菜が嫌い!
のような設定を作って、子供に叱らせる
というのも教育になります。
自分で言う事で食事のしつけに効果的なので、食事のマナーに悩んでる人は試してみてほしい試みです♪
おままごとキッチンの遊び方⑤:お買い物ごっこ
お店やレジおもちゃがあると
お買い物ごっこから料理まで
一連の流れで遊ぶ事ができます。
料理の本を見て
これとこれを買おっか!
といって暗記させてみたり
買ったものをちゃんと使うように
行ってみたり
色んな知育ができるんですよね♪
こんな遊びをしてると
今日カレーだからね~(リアルに)
と言うと、娘もままごとでカレーを作ったりしてます(笑)
レジおもちゃではお金の概念も学べたりするので一石二鳥ですね♪
おままごとキッチンの遊び方⑥:おかたづけ
おままごとキッチンは
たくさん収納ができる場所があります。

ちゃんと直す場所を決めておけば
そこに直すようにしつけられます。
決まった所に、決まったものを直す。
こんなお片付けの基本も
自分の台所という認識があると
結構ちゃんとやってくれるんですよね。
うちの娘も他のお片付けはまだ下手ですが、キッチンの片付けは先にできるようになりました。
おままごとキッチンの遊び方⑦:粘土遊び
粘土遊びをままごとキッチンに取り入れるのも面白いです。
この玩具、実際にコネコネして
ちゃんと作れるので
よりリアルなままごとができます!
こんな感じにいろいろ作ってくれます。

色々なものが作れるので
創意工夫力がめちゃくちゃ育めます♪
最近の粘土は汚れにくく
片付けもしやす素材でいいですね♪
おままごとキッチンの遊び方⑧:クイズ
食材を並べて
「ピーマンどーこだ?」
「リンゴどーこだ?」
のように食材当てゲームをしたり
半分に切った食材を
繋げるゲームをしたりするのも面白いです。
食材をくっつける作業は
手先の器用さを
食材を探すゲームは
観察力を
ままごとの玩具だけですぐできるので、気軽にやってみてくださいね♪
おままごとキッチンで遊ぶと得られる知育効果
沢山の遊びができるおままごとキッチン。
その知育効果についてまとめておきますね♪
想像力
集中力
創意工夫力
コミュニケーション能力
手先の器用さ
考える力
食に関する関心
色合い
ことば
観察力
おままごとキッチンで期待できる知育効果は想像以上にめちゃくちゃ多いんですよね。
おままごとキッチンはいらない!
という人も多いんですが
子供の知育のためなら正直買ってあげたい玩具ですね。
勿論最初にお話ししたデメリットもあるので、その点も踏まえて考えてあげて下さいね♪
おままごとキッチンは後悔もある!でも知育ができる最高の玩具
おままごとキッチンは小さな子にとっては「勉強机」みたいなものです。
おままごとキッチンはいらない!
買わなくても良い!
という人も勿論いると思います。
でも、知育効果が高い玩具なのも事実。
家の場所・コスト・ままごとへの関心
色んなバランスを見て
買えそうなら買ってあげて下さいね♪
他にも積み木やブロック等
知育に関する記事を書いてるので併せてご覧ください。



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