学習アプリ「カンガエMAX」の口コミ・評判や料金をまとめて紹介します。
2023年9月にリリースされたばかりの学習アプリ「カンガエMAX」は、アプリで中学受験対策ができます。
本記事では、思考力を鍛えるアプリ「カンガエMAX」の評判や料金、メリット・デメリットを元に、どんな人におすすめなのか解説します。
カンガエMAXとは?
カンガエMAXとは、中学受験対策にも使える教育Webアプリです。

『小学生向けの“言語で考える力”を育てる教育webアプリ「カンガエMAX。」を正式リリース〜Relich』
Relichは9月、オージス総研と共創し、小学生向けに“言語で考える力”を育てる教育webアプリ「カンガエMAX。」 …https://t.co/zzJLVDDB3c pic.twitter.com/OWcjyund8O— 教育家庭新聞 (@kyoikukatei) September 21, 2023
言語で思考力を鍛えることに特化した新しい切り口の学習アプリで、主に小学生の親御さんから注目されています。
カンガエMAXの対象年齢
カンガエMAXでは、アプリに適した年齢は7歳~10歳の小学校低学年から中学年を想定しています。
ただし、対象年齢の区切りを決めていないため、就学前の年長さんや、思考力を鍛えたい小学校高学年~中学生でも受講OKです。
中学受験対策に取り入れるなら、小学校低学年から中学年のタイミングで導入するのが効果的とされています。
教育のプロが監修した本格派学習アプリ
カンガエMAXは、教育カリキュラム作成のプロ・武蔵野大学副学長 教育学部長の上岡学先生がアプリ監修に携わっているアプリです。

上岡先生によると、カンガエMAXでは「思考力」を細かく分類し、さらに難易度を設定することで考える力の可視化に成功しました。
従来、どのように育めばよいのか分かりにくかった「思考力」が数値化されるため、苦手を鍛えて得意を伸ばすことが可能になります。
中学受験には「思考力」が問われている
近年、中学受験においては「思考力」が問われる応用的な問題が出題される傾向となってきました。
しかし、シンプルに知識を入れる学習とは異なり、自分で考える力を身につけるには多くの時間や基礎的な取り組みが必要です。
カンガエMAXではこれを目標とし、早いうちから思考力を鍛えることで、受験対策がスムーズに進むようなアプリを目指しています。
思考力強化に特化したアプリ
カンガエMAXのメリット
カンガエMAXのメリットですが、カンガエMAXは「基礎教科」や「STEAM教育」とは全く異なる性質の学習アプリなので、メリットも特徴的です。
- 言語を使って思考力を磨く唯一のアプリ
- 1コマ30分で無理なく続けられる
- 初回1ヶ月は無料トライアルあり
- 専用タブレットや入会金は不要
カンガエMAXは、言語を使って思考力を磨く唯一の学習アプリです。
通信教育やSTEAM教材のように、算数などの教科や図形・化学を使って実力をつけるコンテンツは他にもありますが、全く違った切り口の学習アプリと言えるでしょう。
「言語を使って」というとイメージが沸かないかもしれませんが、例えば、算数でも以下のように「文章」を読んで考える問題になります。

思考力が鍛えられると、少しひねった問題やひらめきが必要な課題をクリアしやすくなり、中学受験対策としても効果が期待できます。
とくに中学受験で難しいのは「問題の理解力」なので、このような長文問題を多数できるのは、間違いなく受験対策の下地になるでしょう。
また、1コマが30分と短い単位なので、宿題や他の習い事、別の教材とも併用しやすいのもメリットです。
アプリ型教材ゆえに、通信環境さえ整えば専用タブレットも不要。入会金や教材費もかからず、シンプルかつリーズナブルな料金体系も魅力です。
カンガエMAXのデメリット
カンガエMAXのデメリットは以下のとおりです。「言語を使って考える力を鍛える」という個性的な教材なので、一般的な通信教材と比較すると、デメリットもあります。
- 直接的な学力UPには繋がらない
- 親も参加しないと最大効果が得られない
- 成果がすぐ分かりにくい
カンガエMAXは小学校のような教科学習は行わないため、予習復習やテスト対策にはならず、直接的な学力UPには繋がりません。ただし思考力が身につくので、結果的にテストや発表の機会でプラスの効果が期待できます。
また、自走型のカリキュラムではなく、親も参加しなければ最大効果が得られないのも特徴的な教材です。
ドリル形式の教材は自分一人で進めていけますが、カンガエMAXは「なぜ?」「どうして?」と問いを繰り返す中で思考力を磨くため、親も一緒になって取り組む必要があります。
問題も以下のように、かなり難しいので、親のフォローは必須といえます。


さらに、考える力を伸ばすという特性上、学習の成果がすぐには分かりにくいです。
テストの点数のように効果が即実感できるものではないため「知識ではなく底力をつける」といったイメージで取り組むのがおすすめです。
カンガエMAXの料金体系
カンガエMAXの料金体系は、スタンダード、ハーフ、倍速の3つのプランとなっています。
どれも月額制となっており、プランによって教材の配信頻度や料金が異なります。カンガエMAXの料金体系を以下にまとめてみました。
プラン | 料金(税込) | 配信頻度(月) | トライアル |
ハーフ | 1,980円 | 2回(隔週) | なし |
スタンダード | 3,300円 | 4回(毎週) | あり(初月28日間) |
倍速 | 4,950円 | 8回(週2回) | なし |
入会費や手数料、教材費やタブレット代金も必要ありませんから、非常にシンプルな料金体系となっています。
なお、初回は無料トライアルつきの「スタンダードプラン」のみが選べます。
カンガエMAXでは期間の縛りなく、常に無料トライアルを実施しており、初回1ヶ月(28日間)は月額料金3,300円が不要です。
トライアルがあれば気軽に試せますし、登録後14日以降に、違うプランにも変更できるようになるため「お試し後は軽めのハーフプランに変更」といった柔軟な使い方もできます。
思考力強化に特化したアプリ
カンガエMAXの良い口コミ・評判
カンガエMAXの良い口コミ・評判を調査しましたが、リリース直後のためか、まだユーザーの声は多く出回っていないようです。
2023年9月に正式リリースされたばかりなので、まだ無料トライアル期間でお試し中の方も多いのではないでしょうか。
ちなみに公式サイトには「成績がチャートやグラフで見える化された」と、思考力を数値化してフィードバックしていることがわかる口コミがありました。
また、「正解不正解だけでなく、添削文から間違えた理由について教えてくれる」という口コミもあり、問題の正誤だけでなく、思考過程についてもサポートされているのが分かりますね。
カンガエMAXの悪い口コミ・評判
カンガエMAXの悪い口コミ・評判を調査しましたが、こちらもリリース直後のためか、記事執筆時点では特に見受けられませんでした。
カンガエMAXは初月無料トライアルが28日間もあり、お試し期間が十分に設けられています。無料体験期間が長く、しっかり試してから継続を決められますから、ミスマッチは起きにくいのではないでしょうか。
仮に気に入らなくても、契約期間の縛りはありませんから、無料トライアルの途中で解約すればOKです。
カンガエMAXがおすすめな人
カンガエMAXは、以下のような人におすすめです。
- 子供の思考力やひらめきを伸ばしたい
- 中学受験対策で使っている教材に+αしたい
- ガチガチの学習教材ではなく子供の底力をつけたい
カンガエMAXは、子供が自分自身で考える力や、応用力を伸ばすための学習アプリです。そのため、癖のある問題をひらめきでクリアできるような、一生使える思考力を身につけてほしいと考える親御さんにおすすめです。
また、他の習い事や通信教育を受けており、今の教材では学べない+αの中学受験対策を考えている人にもぴったり。
テスト対策ではなく、じっくりと子供の底力をつけたいと考えているご家庭にも合っているでしょう。
カンガエMAXがおすすめできない人
カンガエMAXは、以下のような人にはおすすめできません。
- 成績に直結する教材がほしい
- 学校の授業の予習・復習に使いたい
- 自分一人で学習してほしい
カンガエMAXは、国語や算数のような、小学校の授業内容のフォローやテスト対策は行いません。そのため、学校の成績に直結するような教材を探している人はミスマッチを起こす可能性があります。
授業の予習・復習に使いたい場合や、テストの点数UPを目的とするなら、教科学習のある通信教育を選んだほうが良いでしょう。
カンガエMAXは即効性のある教材ではなく、じっくり親子で取り組み、考える力を育むアプリだと思ってください。
カンガエMAXで子供の思考力を鍛えよう
次世代の学習アプリ「カンガエMAX」の口コミ(評価)や料金、メリットやデメリットについて調査しました。
リリース直後で口コミは少ないのですが、思考力を鍛えるという全く新しい切り口の学習アプリなので、応用問題に強くなる効果が期待できます。
月額3,300円というリーズナブルな料金ですし、1コマ30分の授業で子供への負担が少ないため、通信教材と並行しても取り組みやすいですね。
カンガエMAXは、無料トライアルの途中に解約しても一切料金は発生しませんから、気軽にアプリを試してみてはいかがでしょうか。
思考力強化に特化したアプリ